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植栽で魅せる豊かな住まい

2024年10月06日サンキ建設

高性能リノベーション実験住宅の植栽
高性能リノベーション実験住宅の植栽

植栽は、建物の外部も内部空間も豊かにしてくれます。
また、日々の生活と共に成長していく様子が分かるので、
住まいと共に過ごした時間経過を目に見えて実感することができます。

植栽の種類

木は大きく常緑樹と落葉樹の二つに分けられます。
常緑樹は年間を通して葉がついているので、目隠しや
シンボルツリーとして親しまれています。
落葉樹は秋から冬にかけて紅葉して葉が落ちるため季節ごとの変化を
楽しむことができます。枝が細く、繊細なシルエットで
軽やかな雰囲気を演出してくれます。

また樹種によって、日当たりや土の状態など植えられる条件に
違いがあるので自分の土地に適した樹種を検討しなければなりません。
成長速度やどれくらい大きくなるのかを考慮して、
植物と長く付き合っていくための植生計画を行う必要があります。

植栽の場所

フロントガーデン(前庭)とは、道路から建物玄関までの
アプローチや駐車場周りを指します。
家を訪れる人だけでなく敷地の外を通る人々の目にも触れるため
パブリックな空間で、家の顔ともいえる部分になります。
メインガーデン(主庭)とは、その家の家族がくつろいだりするための
プライベートな外部空間です。リビングと一体感をもたせたり、
開放感のある空間にしたり、家族のための外部空間になります。
敷地に余裕があれば植栽を設ける場所にもこだわりたいですね。

玄関アプローチの植栽と外灯
玄関アプローチの植栽と外灯
建物東側の植栽
建物東側の植栽

内部と外部のつながり

植栽は住まいの内部と外部をつなぐ役割をもっており、
抜けを感じつつ視線や日射を遮ってプライバシーを確保してくれます。
リビングやダイニングの窓とその先の緑を考える際は、
実際にソファや椅子に腰かけたときの視線の高さを想定して
植栽を計画していきます。
外部からの見え方だけでなく、内部からピクチャーウィンドウを通して
切り取ったときの見え方も意識して植栽を考えていきます。
外と中の両面から計画していくことで心地よい空間が生まれます。

建物内部からの景色
建物内部からの景色

植え替え時期は注意

植物にとって、場所が変わることは大きなストレスがかかります。
夏場の高温下になると、葉からの蒸散量や呼吸量が多くなり
大量の水分が必要になります。
さらに植え替え時には、根や葉を切断した状態になるため、
給水が追い付かなくなり、枯れる可能性が高くなってしまいます。
できるだけ気温が30℃を超えるような真夏日は避けて、
植物の負担を減らした状態で植え替えを行いましょう。

植栽で住まいを豊かに

京都では狭小地が多く、なかなか庭をつくることが難しい場合もあります。
庭をとるほどの面積をとれなくても、玄関アプローチの一角など
ちょっとした場所に緑があると、そこに動きがうまれ
外観も生活も豊かにしてくれるのではないでしょうか。
メンテナンスの手間や虫の発生など、メリットだけではありませんが
手がかかるからこそ、自然の美しさや豊かさを体感することが
できると思います。

中と外のつながりを感じられる植栽計画
中と外のつながりを感じられる植栽計画

高性能リノベーション実験住宅で体感

季節によってさまざまな表情をみせてくれる植栽は
生活に彩りを与えてくれます。
植栽計画にもこだわった実験住宅は11月頃オープン予定です。

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