2016年12月20日サンキ建設 布垣 友義
長い間ブログの更新ができておらず申し訳なく思っています。
消費税の駆け込みもありましたが、それ以降もたくさんのお問い合わせを頂き、
大変ありがたく思っています。頑張ってブログを更新していくようにいたします。
本来、施工力とは、
設計図をもとに、忠実に工事を進める能力(技術力)をいいます。
当たり前のことですが、なぜ改めて問い直すのか。
「家創りのイロハ」シリーズをご覧の方は、おわかりいただいたと思いますが、建設業者には色々なタイプの業者があります。
ビルやマンションを得意としている業者、
ハウスメーカーの建物の施工をしている業者、
建売業者や不動産屋の建物を請け負っている業者、
ローコスト住宅の施工をしている業者、
店舗工事を専門にしている業者、
設計事務所の設計した住宅の施工を得意としている業者・・・。
身近な例だと、浴室を考えて見ましょう。
店舗やビルには浴室はあまり見受けられませんが、住宅にはユニットバスが多用されます。
設計事務所のこだわった住宅だと、ユニットバスは使わず、タイルを仕上げ材に使うことがあります。
当然、材料や金物、各部の納め方、工期や職人も違います。
浴室だけでも大きく違うのですから、建物全体でみたら非常に多くの箇所が違うのは容易に想像できると思います。
ですので、自分がどんな建物を建てたいのか、
依頼しようとしている建設業者がその施工を
得意としているのかを調べる必要があります。
とはいっても、
一般の施主様は何を調べたらいいのか・・・
と途方にくれるのが現実ではないでしょうか。
そこで簡単に見分ける方法をお教えします。
まず、その会社のホームページをみます。
すると、その会社が何を売りたがっているかが見えてきます。
主力商品は何なのか、施工実績はどんな建物が多いのか。
どのような価格帯をねらっているか、会社の規模や経歴、社長の考え方等々。
ホームページである程度業者を絞り込み、
次に実際にその業者に会ってみるという順序です。
実際に会ってみて、ホームページでうたっていることを実際に社員が実践できているか、を確かめてください。
施工力についてから話がずれたように思われるかもしれませんが、
「家創りのイロハ」は今回をもって最終回と
させていただきます。
少しでも参考にしていただけたなら幸いです。
ご覧いただいた皆様の「家創り」が成功されることを祈念しています。