温暖な地域ほど 冬の死亡リスクが高まる!?住宅性能

温暖な地域ほど 冬の死亡リスクが高まる!?-1

2017年07月16日サンキ建設 布垣 友義

ちょっとショッキングなタイトルかも知れませんが、
北海道や青森といった寒冷な地域に比べて、
栃木や茨城・山梨・愛媛・三重といった温暖な地域の方が、
冬の死亡増加率が高くなっています。

例えば、北海道は10%なのに、栃木は25%となっています。
15%を超える都府県は36、
20%を超えているのは、栃木、茨城、山梨、愛媛、三重、鹿児島、
静岡、滋賀、香川、熊本、和歌山、大分の12県です。

欧州でも同じ傾向が見られ、
フィンランドなどに比べ、ポルトガルやスペインといった
温暖な国の方が冬期の死亡率が高いそうです。

その理由として、
住宅の断熱性能の差が挙げられています。
寒冷な地域では、高気密・高断熱住宅の普及が進んでおり、
冬期でも室内は暖かく保たれています。

一方、温暖な地域では、高気密・高断熱住宅の普及が遅れており、
冬期の室内が寒く、それが死亡増加率に影響を及ぼしているのではないかと言われています。

今回、(一社)日本サセテナブル協会が行った調査の中間報告では、住宅の温熱環境と血圧などの健康に関わる事象との関連性が明らかになりました。

内容は次回に掲載します。




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