2023年09月22日サンキ建設
昨日はI様邸にて施工途中の気密検査が行われました。
天井はセルロースファイバーの吹込み、壁はグラスウール
床はスタイロフォームでの断熱仕様です。
結果は…!
この数値は延床39坪の家の、壁・床・天井全ての隙間を合わせても28㎠
=4㎝×7㎝ 程の隙間しかないという驚異的な数値です。
SE構法/重量木骨の家であるI様邸 ロの字型になっているSE金物もテープで覆っています。
また、通気パッキンとぶつかる所にも黒いクッション性のある気密部材を挟んで行きます。
土台とスタイロフォームの間もテープで塞いでいきます。
床合板同士も、もちろんテープで塞ぎます。
2階の小屋裏部分。先行して透湿防水シートを張り、
その後に小屋束を立てて行きます。そうする事で確実に気密を
取る事ができます。
透湿防水シートを途切れる事なく施工するのが難しい所は、
前もってシートを張って仕込んでおきます。
この夏の連日の猛暑の中、現場監督を始め、大工さんや
家づくりに関わる職人さん全員が気密に対する意識を高く持って
気密部材や細かなテープ処理など、
丁寧に施工して下さった結果が
数値として表現されてるのだと思います。
大変な作業ですが、そういった小さな事の積み重ねが
家づくりでは大切なことです。
今回は I様邸の気密工事の様子をご紹介しましたが、
サンキ建設では、建てる家の形状や周辺の環境、ご要望によって
それぞれに最適な施工方法をご提案しております。
※ C値1.0を切れば一般的に高気密と言われます。
また、C値0.5を切って来ると体感ではほとんど差を感じる事が
できないともされています。