2011年10月11日サンキ建設 布垣 友義
昨日、以前紹介した 京の七口 粟田口 にある 粟田神社の大祭 と
千家十職 十三代中村宗哲展に行ってきました。
粟田祭は一千年以上の歴史を持ち、一説には祇園祭りの原型とも言われており、室町時代には祇園祭が齋行できなかった時には、この祭りを以て代わりとしたと伝えられている神事です。
9日の「出御祭(おいでまつり)」「夜渡り神事」から10日の「神幸祭(しんこうさい)」15日の「還幸祭(かんこうさい)」までを総称して粟田祭と呼んでいるそうです。
みどころ(神事にみどころとは不謹慎ですが・・・)は結構あるのですが、
「神輿の渡御行列」に先立って町内の清祓いをする、長さ6~7mにおよぶ棒に剣先が取り付けられた「剣鉾」もそのひとつです。京都で最大数の6基の剣鉾が練り歩きます。重さは30~40kgあり、剣鉾を腰につけた差し革で支え、バランスを取りながら練り歩くのですが、一人前になるまで3年前後を要する伝統技能だそうです。