京町家のしつらえ・デザイン

京町屋の設え 京町家のデザイン

2011年09月21日サンキ建設 布垣 友義

京町家と聞いて皆さんはどんな建物を連想されるのでしょうか?

スタイルを大きく分けると、
表屋(おもてや)と仕舞屋(しもたや)に大別できます。

表屋とは、通りに面した店舗と奥に広がる住居とに分かれているのが特徴です。
京都の町家の基本となる「職住一体型町家」です。
一方、
仕舞屋は、住居専用の町家。店を「仕舞った」
つまり商いをやめたからきていると言われています。

さらにこれから細かく様式を分けていくことになります。

「へぇそうなのか」と思われた方もおられると思いますが、
こういったスタイルから分類して見ていくのもおもしろい見方です。

通常は、京町家と言えば、「格子」「虫籠窓」「犬矢来」等々を連想される方が多いと思います。
それらのしつらえは京町家のデザイン上の特徴となります。
それらもその町家個体の職業や生い立ちによって使い分けられているのです。

このブログでは、細かい建築様式を解説するのではなく、
京町家のしつらえ・デザインを紹介していくことにします。
それらのデザインは現代の住宅にも取り入れることができ、
不思議に心が安らぐ、落ち着いた建物になることが多いと思うからです。




お気軽にご相談ください
株式会社サンキ建設

↑ページのはじめへ