地盤調査とは

地盤調査のデータに??? -3 不同沈下

2013年03月02日サンキ建設 布垣 友義

前回の続きとなりますが、
一般的に住宅の地盤調査によく使う
スウェーデン式サウンディング試験 と 表面波探査の場合、
建物の配置に合わせて、建物の四隅と中央の5ヶ所のデータをとります。

なぜ5ヶ所なのかと言うと、不同沈下の可能性をさぐるためです。
不同沈下とは、地盤が均等に沈下せず、一部だけが沈下することを言います。

もともと水平であることを前提に建てられた建物の、
一部だけの地盤が沈下すると、建物が傾斜することになります。
そうなると、建物はもちろん人体にも悪影響を及ぼすことになります。

具体的には、建物の荷重が下がった部分に集中し、
基礎や柱、梁といった構造部分に負荷がかかることになります。

その結果、ドアやサッシが閉まりにくくなる。
基礎や外壁にひび割れがおこる。
ひどくなれば、排水が流れなくなったりもします。

また、人体にも影響が出てきます。
平衡感覚が狂う、吐き気や肩こりがひどくなることもあります。

そういったことを未然に防ぐために、
地盤調査の分析は、非常に重要なのです。

地盤インスペクターのいる工務店
サンキ建設のホームページはこちら



お気軽にご相談ください
株式会社サンキ建設

↑ページのはじめへ