2013年04月05日サンキ建設 布垣 友義
地盤調査のデータに??? -2 で説明した地盤調査のデータをしっかり分析することと、敷地の前歴や生い立ちをそのデータに加味して考えること。
その上で、地盤が軟弱という結論がでたら、しっかりとした対策をするということです。
地盤対策の方法はいくつかありますが、代表的なものを5つあげてみました。
① 床付け転圧
② 砕石置換
③ 表層地盤改良
④ 鋼管杭
⑤ 柱状改良
①から下へいくにしたがって、改良深さが深くなっていきます。また費用も高額になります。
その敷地にどの対策が適しているのかを適切に判断しないと、地盤改良工事の設計ミスになります。
こうなると元も子もなくなりますので、十分な知識と経験が必要になってきます。
地盤改良工事は出来るだけ「早く」「安く」というのが人情ですが、
冷静に判断するようにしてください。
当社では、結果に納得できない場合、お施主様の負担を減らすために、安直に結論を出さず調査方法を変えたり、データの分析をし直したりして、角度を変えて検討し、結論を出すようにしています。
また、調査も地盤改良工事をしない調査専門の会社と行うようにしています。