「パッシブデザイン」の家住宅性能

冬暖かく夏涼しい「パッシブデザイン」の家って?-1

2018年07月15日サンキ建設 布垣 友義

最近「パッシブデザイン」の家って言葉をよく耳にしますが、
「パッシブデザイン」ってどんな意味なんでしょう。

家の設計手法の一つで、
機械設備に頼らず、自然の風や温度差、太陽熱などを利用し、
快適な室内空間を作る、設計の方法のことを言います。

「パッシブ」とは「受け身」という意味なので、
建物が受ける太陽光や風などの自然エネルギーを利用します。

太陽光発電や風力発電を積極的に利用するのは、
「パッシブ」ではなく「アクティブ」であり、
「パッシブデザイン」とは逆の考え方による省エネといえます。

わかりやすく表現するなら、
自然の恩恵を受けて、
「冬暖かく、夏涼しい家」とか
「風通しの良い家」
「自然の光で明るい家」 といったところでしょうか。

では、どうしたらそんな家が出来るのでしょうか。

それにはいくつかの手法を取り入れ、総合的に考えることになります。
次回から、その手法について説明していきます。




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