2022年01月18日サンキ建設 布垣 友義
あの日から27年たちました。
多分30歳くらいより若い方は、体験されていないか体験した記憶がないのではないでしょうか。
そのような年齢の方が家を建てられる世代になってきました。
でも知識としてはご存知だと思います。
家を建てる計画をたてられたら必ず思い出してください。
「建物は凶器になってはいけない」
6,434人の方が亡くなり、行方不明3人、負傷者は43,792人、689,776棟もの建物が被害を受けました。
多くの方が建物崩壊による犠牲となられました。
日本は「地震大国」なのは皆さんご存知です。
改めて見てみると、本当に頻繁に起こっています。
Wikipediaの地震の年表(地震の年表 (日本) – Wikipedia)を見てみると、日本国中で地震が起こってきました。
「京都は都があったから安心」と聞くことがありますが、決してそういうことはありません。
社寺や二条城が損壊したり、死者が200人や280人を出した地震もありました。
私たち建築に携わる者は、この事実を決して忘れず、この惨事を繰り返さないようにしなくてはいけません。
これからご計画の方は、設計者と耐震性についてじっくりと話し合ってください。