2019年12月20日サンキ建設 布垣 友義
熱の伝わり方には3種類あります。
① 伝導
伝導とは、物質を通して熱が伝わることです。
熱は、温度が高いところから低い方へ、隣り合う物質が伝えていきます。
その物質の間に断熱材を入れると熱の伝わり方が遅くなります。
これが住宅の断熱の基本となります。
② 対流
対流とは、液体や空気などが流れることによって熱が伝わることです。
例えば、暖かい空気は上へ昇り、冷たい空気は下へ下がります。
冬足元がスウスウ感じるのはこの対流が原因なのです。
③ 放射
放射とは、遠赤外線などの熱線によって熱が伝わることをいいます。
例えば、太陽の日射によって屋根が暖められるのも放射です。
これらの熱の伝わり方を理解出来れば、断熱方法を工夫することによって、家の断熱性能を高めることが出来ます。
次回は、
断熱性能を上げる際の注意点について説明します。