2018年09月10日サンキ建設 布垣 友義
では、具体的にはどうやって熱を遮断すればよいのでしょうか。
そもそも日光は家に入り、床や壁に当たることで熱に変わります。
つまり、家の外で熱に変えてやればよいと言うことです。
すだれや外付けブラインドをつけると効果的に遮熱ができます。
あと、内障子や内付けブラインド、カーテンも用います。
それと新築の場合、窓ガラスの種類を選ぶことも重要です。
最近は単板ガラスを使うことはなくなりましたが、
複層ガラスに種類があるのをご存知でしょうか。
一般複層ガラス、Low-eクリアガラス、Low-eグリーンガラスがあります。
Low-eクリアガラスは、冬の暖かい日差しを取り込みながらも断熱効果のあるガラスです。
庇などの日射対策をした上で、南側の窓に使用すると、夏は日射を遮り、冬は暖かい日差しを取り込むことが出来ます。
Low-eグリーンガラスは、優れた断熱効果を発揮しつつ、夏の強い日差しをカットするので、西側や東側に使用します。
次回は、
快適な環境を実現する断熱設計について説明します。