2016年12月01日サンキ建設 布垣 友義
ステップ2 「住宅会社の選び方」-7、8、9 で、
工務店の選び方について説明しましたが、
家を設計するということは、
何もない白紙の状態から立体的に形を作っていくことになります。
つまり設計士は自由に形を作ることが出来るわけです。
ですが、設計士の自由気ままに図面をひくわけではなく、当然、施主様の要望を取り入れた図面をひくわけです。
と言うことは、施主様の要望を聞きあげる(ヒアリング)能力が必要です。
設計士は、自分の家を設計するのが、一番楽かも知れません。
なぜなら、要望が細部にわたりわかるからです。
家族構成、年齢、職業、趣味、好み、家族の性格、家族各々の家での過ごし方、時間の持ち方、くつろぎ方、コミュニケーションの取り方、食事の取り方、来客の状況・・・。
おおざっぱなヒアリングでも、図面をひくことは出来ますが、些細なことにどこまでこだわるかで、住みやすさは大きく変わります。
私は、このヒアリングにこだわることが、すごく大事だと思っています。
また、施主様は、いかにうまく設計士に伝えるかにこだわってください。
このヒアリングにこだわらない会社・設計士は候補からはずしてください。
施主様は初めてのことなので、「こんなものか」と遠慮せずに、うるさい程伝えてください。
ヒアリングで得た情報を基に、設計士は図面をひいていきます。
次に問題となるのは、設計士の設計能力です。
これは次回に。