住宅会社の選び方家づくりのイロハ

家づくりのイロハ-15 「住宅会社の選び方」-9 なぜ、「家を建てるには工務店がいい」と考えるのか。

2016年11月15日サンキ建設 布垣 友義

前回、工務店に任せて家を建てるには、最低条件があると説明しました。
その最低条件を満たすだけで9割の工務店は依頼先から除外することになり、残りの1割の中で探すことになります。

次の段階として、
家創りの考え方が合うかどうか、を見ます。


極端な言い方をすれば、工務店にとって家を建てる目的が、「利益一辺倒主義で多くの利益をだすこと」なのか、「施主様に幸せな人生を過ごしていただくために、プロとしてのノウハウを提供し、喜んでいただくこと。その結果として適正な利益をいただける」のか、という基本的な考え方を見極めます。


これはこの業界に限ったことではないと思います。経営者の基本的姿勢の問題ではないでしょうか。
もちろん、施主様に「我が社は利益一辺倒主義で多くの利益をだすことが目的です」と言う経営者・社員はいません。


見極め方は、まず社長と会うこと。雑談でも構いませんので、ゆっくり話をし、社長と人間としてのフィーリングが合うかどうか、その人物像を探ってください。

施主様は建築に関しては素人かも知れません。しかし、今までの人生を生きてこられた経験をお持ちです。広い意味でその社長の人間性を判断することが一番大事です。


社長と会えない会社は、工務店ではなくビルダー規模(この規模になると実務レベルまで社長の目は行き届きません)なのか、社員任せの会社か、家創り にポリシーがないのか、いずれにせよそんな会社は選択肢からはずしてください。

工務店で家を建てるという意味が無くなります。




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