温暖な地域ほど 冬の死亡リスクが高まる!?住宅性能

温暖な地域ほど 冬の死亡リスクが高まる!?-3

2017年09月17日サンキ建設 布垣 友義

入浴事故と室温の関係

今回の調査では、入浴事故と室温の関係についても調査しています。

居間または脱衣所の平均室温が18℃未満の場合、
42℃以上の熱めの入浴や、15分以上の長めの入浴をする
確率が1.8倍になるそうです。

実は、42℃以上や15分以上の入浴が、
入浴事故の確率を上げると言われています。

家庭の浴槽での溺死者数は10年間で約7割増え、
交通事故を上回っています。その内約9割を65才以上の方占めておられます。

消費者庁では、安全な入浴方法の目安として、
「湯温41℃以下で10分未満で浴槽から上る」
ことを推奨しています。

何分かの間で20℃以上温度差の環境になると、
血圧は急激に上下し、血圧の循環が阻害される要因になります。
意識障害を起こし、最悪の場合、溺死や突然死になることもあります。
これがヒートショックのメカニズムと考えられています。



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