2011年09月16日サンキ建設 布垣 友義
今日は、おもしろい?本をご紹介したいと思います。
「京料理の品格」 「おもてなしの気くばり こだわり」 という本です。
京都のいくつもの一流料亭で修行をつまれた、馳走高月の主人が語る京料理。
これまで定義づけられてこなかったために誤解を生み、さらにおかしな方向に変化し続けている京料理を、確かな経験から語るエッセイ集です。
読みやすい本で一気に読み切ってしまいましたが、内容は、京料理の紹介だけではなく、本来の京料理の本質を料理人の心のありかたから問いかけたものです。
我々建築業界にも通じる、
職人の心構えやお客様をもてなす姿勢を考えさせられる内容でした。
時代に流されることなく、
職人として忘れてはならない誇りを
改めて考え直す機会をいただいた気がしました。